「家計簿をつけて生活費を切り詰めているのに、なぜかお金が貯まらない」
「もうこれ以上、固定費のどこを削ればいいの?」
そのように悩んでいる場合、頑張る場所を少し変えるだけで、状況が好転する可能性があります。もう削れないと思っている固定費に、改善できる部分があるかもしれません。
そこで本記事では、現役FPである私が、固定費の削減で悩む人の根本的な原因と、家計の見直し方法について解説します。お金の悩みから解放されたい人や、次の一手を知りたい場合には、ぜひ本記事をお役立てください。
頑張っても「固定費が削れない」主な理由
まずは、「固定費をもう削れない」と感じる方に共通する、3つの主な理由を紹介します。自分に当てはまる項目は無いか、早速チェックしてみましょう。
失敗したくない気持ちが行動を止めている

「格安SIMにして通信が不安定になったらどうしよう」「保険を見直して保障が足りなくなるかも」などと、不安になり、一歩を踏み出せない人も多いでしょう。
家族の将来に関わることなので、失敗したくないと思うのは当然です。特に子育て中は「何かあったときに家族を守れなかったら」と考えると、現状維持が一番安全に思えるかもしれません。しかし、慎重になりすぎると、年間数万円の節約チャンスを逃すこともあります。
たとえば現在の格安SIMは、以前よりも安全性が高く、リスクを最小限に抑えながらの見直しが可能です。保険に関しても、現在の保障内容を維持したまま、保険料だけを下げる見直し方法が存在します。
情報を集めすぎて決められない
家計の見直しは家族の生活に直結するため、しっかりと比較検討して決めたいと思うものです。たとえば、多くのパンフレットを取り寄せ、比較サイトを何時間も調べたかもしれません。
しかし、情報が多すぎると本末転倒になりがちです。なぜなら、選択肢が増えるほど「もっと良いプランがあるかも」「間違った選択をしたらどうしよう」という不安が大きくなり、結局何も選べずに現状維持を続けるケースも多いからです。その間に、本来節約できたはずのお金は毎月流れていきます。
完璧な選択肢は存在しません。「今より月3,000円安くなる」「保障内容は変わらずに保険料が下がる」など、明らかに改善される選択肢を見つけたら、思い切って行動に移す方が良いケースも多いです。
多忙で「いつかやろう」が先延ばしになっている
たとえば、住宅ローンの見直しは大事だと理解していても、手続きは面倒なものです。保険も見直したいけれど、忙しくて時間が取れない人もいるでしょう。
特に子育てと仕事に追われる場合には、こうした「重要だけれど緊急ではない」作業は、後回しになりがちです。しかし、先延ばしにすると、本来節約できたはずのお金が流れ続けています。
完璧なタイミングを待つのではなく、今できる内容から始めることが大切です。
固定費の見直し|今すぐ試したい3つの方法
固定費の見直しで大切なのは、やみくもに始めるのではなく、戦略的にアプローチすることです。まずは判断基準を設けて、効果の高いものから順番に取り組んでいきましょう。
判断基準を設ける
固定費の見直しでは「なんとなく安い方がいい」ではなく、明確な判断基準を設けることが重要です。
まずは、手間に対する効果を数値化してみましょう。たとえば、手続きに1時間かかる見直しで年間12,000円節約できれば、月1,000円の家計改善につながります。
また、見直す内容の継続性も考慮しましょう。たとえば、格安SIMは一度変更すれば継続的に節約効果が続きます。一方でポイ活は、毎月の手間が必要です。さらに、リスクも判断材料に入れるとよいでしょう。たとえば、保険の見直しは節約効果が大きい反面、保障内容が合わないと可能性があります。
3つの基準(手間に対する効果/継続性/リスク)で判断すれば、感情に左右されにくく、合理的な選択につながるでしょう。
削減の優先順位をつける
すべての見直しを一度で済ませるのは難しいため、判断基準が決まったら、具体的な優先順位をつけましょう。前項の3つの基準(手間に対する効果/継続性/リスク)で評価すると、明確な順番が見えやすくなります。
【第1優先:通信費】
手間に対する効果◎/継続性◎/リスク○
たとえば、大手キャリアから格安SIMへの変更で、年間36,000円〜60,000円の節約が可能です。手続きは2〜3時間程度で完了し、月額で考えると毎月3,000円〜5,000円の家計改善になります。一度変更すれば継続的に効果が続き、リスクも限定的です。
【第2優先:保険】
手間に対する効果◎/継続性◎/リスク△
たとえば、不要な特約を解約すれば、年間10万円以上の節約も可能です。数時間の相談で年10万円の効果は大きいものの、専門知識が必要なため、FPなどの専門家との相談は欠かせません。
【第3優先:電力会社】
手間に対する効果○/継続性◎/リスク○
年間12,000円程度の節約で、手続きは15分程度でできるでしょう。年間12,000円程度の節約が可能で、月1,000円の節約効果が期待できます。申し込み手続き時間は短いですが、ご家庭の電気使用量に合ったプランを選ぶための比較には時間がかかります。また、解約金の有無やセット割など確認すべき点も多く、注意が必要です。
※ここで示した優先順位は、節約効果の大きさを基準にした一例です。ご家庭の状況や、何を重視するかによって最適な順番は変わります。たとえば、「すでに格安SIMを使っている方」は保険の見直しから取り組むとよいでしょう。
また「住宅ローンを借りている方」であれば、その借り換えが最も効果的な場合もあります。ご自身の状況に合わせて取り組んでみてください。
自分に合った相談先を選ぶ
設定した判断基準に沿って見直しを進めても、実際の手続きや商品を選ぶ際に、迷うことは多いものです。
とくに保険や住宅ローンの分野は専門知識が必要で、選択を誤った場合のリスクが大きいでしょう。一人で悩んで数時間を浪費したり、誤った選択をしたりするリスクを考えれば、プロに相談した方が早く、確実なケースがほとんどです。
相談先を選ぶ際も、自分なりの基準を持つと良いでしょう。「子育て世帯に強いサービスが良い」「まずは気軽にAIチャットで試したい」「実績重視で安心感がほしい」など、ご自身の状況に合わせた選択をおすすめします。
無料相談でも質の高いアドバイスが受けられるサービスは多いため、相談するかで悩むより、どこに相談するかを考えることが大切です。
【目的別】おすすめ無料相談サービス3選
相談が効果的なのはわかったものの、「どこに相談すればいいの?」と思う人もいるでしょう。
そのような疑問にお答えするため、目的に合わせた無料相談サービスを3つ厳選しました。ご自身のタイプに合うものから、気軽に試してみるとよいでしょう。
| サービス名 | こんな方におすすめ | 特徴 |
|---|---|---|
| ベビープラネット | 子育ての悩みに特化して、教育費などをピンポイントで相談したい | 子育て世代専門のサービス、学資保険の相談に強い |
| ほけんのAI | 対面は緊張するから、まずは匿名・非対面で試したい | 24時間対応のAIチャットで気軽に相談可能 |
| みんなの生命保険アドバイザー |
実績豊富なプロに、家計全体をまとめて相談したい | 利用者数50万人以上、満足度97%の実績 |
【子育て世代専門】ベビープラネット

「ベビープラネット」は、子育て世代の相談に特化したサービスです。「妊娠・出産を機に、家計や保険も見直したい」や「子どもの教育費を確保したい」など、ご要望に応じて、最適なプランナーを紹介してもらえます。
子育て世代のお金の悩み全般について、数多くの家庭をサポートしてきた実績のあるFPからの、的確なアドバイスが期待できます。
>>頑張っているママに【ベビープラネットの無料相談サービス】
【AIで気軽に】ほけんのAI

「ほけんのAI
」は、いきなり人と話すのは少し緊張するという方におすすめです。24時間対応のAIチャットに相談できるので、自分の悩みを整理するのにも適します。
AIとの対話で満足できればそこで終わりますし、さらに詳しく聞きたくなったら、プロのFPとのオンライン相談に無料でつないでもらうことも可能です。
【実績で選ぶ】みんなの生命保険アドバイザー
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「みんなの生命保険アドバイザー
」は、保険の見直しをきっかけに家計を整理したい方におすすめです。利用者数50万人以上の実績を誇るため、安心して相談できるでしょう。
相談の中心はあくまで生命保険ですが、最適な保障を考える過程で、住宅ローンや教育費といった家計全体のバランスを見ながらアドバイスがもらえます。保険を軸とした総合的な家計相談が可能です。
固定費が削れないと諦める前に、今日からできること
本記事では、固定費がもう削れないと思う原因と、その状況を改善する方法について解説しました。
家計改善を成功させるポイントは、明確な基準で判断し、効果の高いものから優先順位をつけ、専門知識が必要な内容はプロに相談することです。
完璧なタイミングを待ったり、一人で悩み続けたりする必要はありません。何か一つでも行動に移すことが、将来のゆとりにつながります。もし専門家への相談で迷っているなら、この記事でご紹介したサービスの中から、ご自身の状況に一番近いと感じたものを選んで、気軽に話を聞いてみるのがおすすめです。あなたの家計を、きっと良い方向へ導いてくれるでしょう。![]()
