旦那がお金の管理をさせてくれない!解決方法と夫婦の家計管理術

「生活費はくれるものの、旦那の貯金がいくらあるのか分からない」
「将来のことを話したいのに、お金の話になると夫が不機嫌になる…」

夫婦なのに、まるでブラックボックスのような家計
そのような状況に対し、孤独や不安を感じているのではないでしょうか?

でも、安心してください。同様の悩みを抱える人は多く見受けられます。正しいステップを踏めば、必ず解決の糸口は見つかります。

そこで当記事では、夫がお金の管理をさせてくれない根本的な原因から、夫婦関係を壊さずに家計の主導権を握るための方法や今すぐ試せる家計管理のテクニックまで解説します。夫婦で協力しあえる透明な家計管理への第一歩を踏み出すために、ぜひ当記事を参考にしてください。

この記事では具体的な解決策を解説しますが、「自分たちだけで進めるのは難しそう」と感じるかもしれません。そのようなときは、資産運用のプロが「自分の家族にするのと同じ目線で」アドバイスをくれる『マネイロ』のようなサービスを活用するのも一つの方法です。

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目次

なぜ旦那がお金の管理をさせてくれないのか?

旦那がお金の管理をさせてくれないことには、必ず理由があります。一方的に旦那を責める前に、まずはその心理を理解しようとすることが、解決への第一歩になるでしょう。「うちの夫はどのタイプかな?」と考えながら、チェックしてみてください。

「家族を守るのは俺の役目」というプライドがある

「家族を守るのは俺の役目」と思っている夫は、悪気があるわけではなく、「稼ぎ頭である自分が、家計をしっかり管理すべきだ」という昔ながらの価値観を持っています。

責任感を持っているタイプだともいえます。このような、一種の亭主関白とも捉えられる考えは、親世代などではごく一般的なものでした。

もしかしたら、「妻に余計な心配をかけさせたくない」という、夫なりの優しさの裏返しかもしれません。夫は家計を「管理」しているというより、「家族を守る責任」を一人で背負い込んでいる可能性があります。

妻の「お金の遣い方が心配」だと不安になっている

妻の「お金の遣い方が心配」だと思い、妻に家計を任せない夫の見受けられます。残念ながら、あなたの金銭感覚を疑っている可能性も考えられます。

もし、以下のような内容について、少しでも思い当たることがあれば、夫は「自分が管理しないと、いつの間にかお金がなくなってしまう」と考えている可能性があるでしょう。

  • 過去に相談なく大きな買い物をした
  • 普段から「あれも欲しい、これも欲しい」と口にしている
  • 家計簿などをつけたことがない

このケースに該当する場合には、まずは小さなことから信頼を取り戻していく必要があります。

お金の話が苦手で面倒だと思っている

実は、「お金の話が苦手で面倒」と考える夫は、意外と多いものです。家計管理に明確なポリシーがあるわけではなく、単に「お金の話はややこしくて面倒」「何から話せばいいか分からない」と感じているだけ、というケースです。

妻側が不満を抱いていることに気づいておらず、「生活費を渡しているから問題ないだろう」と楽観的に考えている可能性もあるでしょう。このタイプの夫は、妻が分かりやすく仕組みを整えてリードしてあげると、案外すんなり協力してくれることも少なくありません。

旦那を家計の協力者に変える4つの方法

夫に家計管理を協力してもらうには、感情的にぶつかるのではなく、戦略的にアプローチすることが大切です。ここでは、夫を「家計の協力者」に変える4つの方法について解説します。焦らず、一つずつ試せることから始めてみましょう。

メリットを伝えて味方にする

まずは「なぜ家計を一緒に管理する必要があるのか」について、夫にとってのメリットとして伝えることから始めましょう。

「あなたを信用していないから」ではなく、「二人の未来のためにもっと良くしたいから」というポジティブなスタンスでメリットを伝えると、協力してもらいやすくなります。具体的には、以下のように伝えるとよいでしょう。

  • 支出を効率化できる 
    「二人でチェックすれば、無駄な固定費がもっと見つかるかも!その分、お小遣いを増やしたり、美味しいものを食べに行けたりできればよいな。」
  • 目標達成が早まる
    「将来のマイホーム購入や子供の教育費、老後の資金も、二人で協力すればもっと早く、確実に貯められると思わない?」
  • 将来の不安が減る 
    「万が一、どちらかに何かあった時も、お互いがお金の状況を分かっていれば安心だよね。」

上記のように、夫にとっても具体的なメリットを示すことで、「協力した方が得だ」と夫自身に感じてもらうことが大切です。

作戦会議と名付けて、オープンな対話をする

お金の話を切り出す際には、タイミングと伝え方を意識しましょう。相手を責めるような言い方は避け、「協力をお願いする」という姿勢が大切です。

おすすめは、少しゲーム感覚を取り入れた「家族の未来のための作戦会議」という提案です。

【切り出し方トーク例】

  • NG例: 「なんでちゃんと家計を見せてくれないの!?」
  • OK例: 「いつもお仕事頑張ってくれてありがとう。〇〇(子どもの名前)の将来のこともあるし、一度『私たち家族の未来のための作戦会議』をしない?私も家計のことで協力できることがあれば嬉しいな。」

ポイントは、「あなたを責めている」のではなく「家族の未来のために協力したい」というポジティブな姿勢です。深刻な「話し合い」ではなく、前向きな「作戦会議」とすることで、夫の警戒心を和らげられるでしょう。

月に一度、「作戦会議の日」を定例化するのもおすすめです。

小さな部分から段階的にアプローチする

いきなり「私に家計の全てを任せて!」と言うと、夫は不安を感じてしまうかもしれません。まずは、管理する範囲を限定した「お試し期間」を設けるとよいでしょう。

  • 「まずは1ヶ月だけ、食費の管理を任せてもらえないかな?」
  • 「今月、水道光熱費の引き落とし口座の管理をやってみてもいい?」

このように小さな範囲から始め、月末に「今月はこれだけ節約できたよ!」と一緒に結果を振り返るのです。小さな成功体験を積み重ねることで、夫の中に「妻に任せても大丈夫そうだ」という信頼感が育ちやすくなります。

どうしてもの場合にはプロの力を借りる

二人だけで話し合うと、感情的になったり、話が平行線で終わったりすることもあります。そのような時には、中立的な第三者である「お金の専門家」を頼るのもよいでしょう。

夫婦カウンセラーも一つの手ですが、具体的な家計改善を目指すなら、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談がおすすめです。FPは、家計の現状分析から、将来のライフプラン(住宅購入、教育資金、老後資金など)に基づいた具体的なアドバイスまで、専門的な視点からサポートしてくれます。

二人だけで話し合うと、感情的になったり、話が平行線で終わったりすることもあります。そんな時は、中立的な第三者である「お金の専門家」を頼るのも賢い選択です。

特に、全国の厳選されたFP(ファイナンシャルプランナー)と1対1でじっくり相談できるファインドイット「未来への安心を、今ここで。無料FP相談でハーゲンダッツギフト券をゲット!」)』のようなサービスを使えば、保険の見直しからNISAの活用まで、自分たちの家庭に合った具体的な解決策を一緒に考えてくれます。「セミナーで学ぶより、直接相談して早く解決したい」という方は、こうした個別相談を活用してみるとよいでしょう。

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これだけは避けて!状況を悪化させる3つのNG行動

良かれと思った行動が、かえって夫の心を頑なにし、問題をこじらせてしまうケースも少なくありません。解決に向けて、以下の3つの行動は避けるようにしましょう。

隠れて家計管理をする

「どうせ言っても無駄だ」と思い、夫に隠れて給与明細をチェックしたり、隠れて貯金をしたりするかもしれません。一時的にはスッキリする可能性があるものの、危険な行動の1つです。

もし「隠れて家計管理をする事実」が発覚すれば、夫に対して「俺のことを信用していなかったのか」「裏切られた」という不信感を与える可能性があります。すると、お金の問題以上に夫婦関係に亀裂が入るかもしれません。一度失った信頼を取り戻すのは、難しいでしょう。どんなに正当な理由があっても、隠れて家計管理をするのはおすすめできません。

感情的に問い詰める

「あなたは家計のことを何も考えていない!」と感情的に相手を責めても、事態は好転しないでしょう。むしろ、夫は防衛的になり、さらに固く心を閉ざす可能性があります。

また男性は、正論で問い詰められることを嫌う傾向にあります。大切なのは、「あなた vs 私」という対立構造を作らないことです。「あなたを責めたいのではなく、私たち家族の未来のために協力してほしい」というメッセージを、冷静かつ前向きに伝えることが大切です。

諦めて放置する

話し合いがうまくいかず、「もう何を言っても無駄だ」と諦めてしまう気持ちも分かります。しかし、問題を放置すると、将来的なリスクを高めます。

見て見ぬふりを続けて数年後、子どもの進学やマイホーム購入の段になって「実は貯金がほとんどなかった…」なんて事態になったら、取り返しがつきません。お金の問題は、時間が経っても自然に解決することはほぼありません。今は辛くても、粘り強く働きかけることが、未来の家族を守ることにつながるでしょう。

夫婦でお金を管理するメリット・重要性

「なんだか面倒くさい」「お金の話はギスギスしそう」と感じるかもしれませんが、夫婦で家計を管理することは大切です。ここでは、夫婦でお金を管理することについて、具体的にどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

家計に透明性が出て、不安が減る

「今月、何にいくら使ったっけ?」「うちの貯金、今いくらある?」

家計がブラックボックスになっていると、このようなモヤモヤした不安が常に付きまとうでしょう。夫婦で家計をオープンにすれば、お金の流れが明確になり、こうした精神的なストレスから解放されます。

「隠し事をされているかも」といった疑心暗鬼もなくなり、お互いへの信頼感も深まるでしょう。

金銭感覚の違いを乗り越え、チームとしての結束力が深まる

「あなたは使いすぎ!」「どうしてそんなにケチなの?」といった喧嘩をすることは、ないでしょうか?

お金の価値観は、育った環境によって全く違うのが当たり前です。しかし、価値観の違いが夫婦喧嘩の火種になることも少なくありません。

夫婦で家計管理をすることは、お互いの「何にお金を使いたいか」という価値観をすり合わせる絶好の機会だといえます。「自分はここにお金を使いたいから、その代わりここは節約するね」といった建設的な話し合いができるようになれば、夫婦は家計における「最強のチーム」になれるはずです。

漠然とした夢を「家族の目標」に変えられる

いつかはマイホームが欲しい」「子どもの教育費って、これからどれくらいかかるんだろう?」と思う人もいるでしょう。

夫婦で家計を管理すれば、漠然とした夢や不安を、「いつまでに、いくら貯める」という具体的な目標に変えられます。

特に、多くの家庭にとって最大の目標であるマイホーム購入は、夫婦の協力が不可欠です。住宅ローンを組む際も、夫婦で家計をしっかり管理できていることは、金融機関からの信頼につながります。共通の目標に向かって二人で努力する姿勢は、家族の絆をより強いものにしてくれるでしょう。

マイホームの夢を叶えるための第一歩として、住宅ローンの知識を深めておくことも大切です。住宅ローンのことが気になる場合には、以下の記事もおすすめです。

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夫婦で取り組める家計管理術|おすすめ3つの方法を紹介

ここでは、夫婦で家計管理をする際に、具体的に何から始めればよいかについて解説します。夫婦で協力しながら家計管理をスタートさせるための、具体的な3つの内容を紹介します。できそうな内容から、ぜひ試してみてください。

月1の「家族作戦会議」で楽しくお金の話をする

アプリやExcelなどで、家計が「見える化」されたら、月に一度、そのデータを見ながら「家族作戦会議」を開きましょう。

ポイントは、「反省会」にしないことです。「なんでこんなに使ったの!」と責めるのではなく、「今月は外食が多かったから、来月はおうちで美味しいもの食べようか」「旅行資金、目標まであと少しだね!」といった、前向きで楽しい会話を心がけましょう。

数字を見ながら話すことで、お互いの金銭感覚のズレも客観的に理解しやすくなります。

生活費用の共同口座を用意する

「お互いの給料を全部オープンにするのは抵抗がある」というご家庭に最適なのが、生活費用の「共通口座」を作る方法です。

たとえば、「毎月、お互いの給料から15万円ずつ共通口座に入れる。家賃や光熱費、食費などの生活費は全てそこから支払う」といったルールを決めるのです。残ったお金は、それぞれの「お小遣い」として自由に使えるようにすれば、お互いのプライバシーも守れます。

お金の流れがシンプルになり、「生活費が足りない!」といったトラブルも防ぎやすくなるでしょう。

夫婦で一緒にお金の知識をアップデートする

将来のためにNISAを始めるべきか、今の保険はこのままで大丈夫なのかなど。

子育て世代には、お金に関する疑問や不安が尽きないものです。しかし、夫婦のどちらか一方だけがお金の知識に詳しいと、会話が噛み合わず、結局話が進まないとったケースも見受けられます。

そこで、YouTube・書籍・無料のオンラインセミナーなどを活用して、夫婦で一緒にお金の知識を学ぶ時間を作るのもおすすめです。同じ知識レベルで会話ができれば、将来に向けた建設的な話し合いも、スムーズに進みやすくなります。

たとえば、全国各地で無料開催されている『女性のためのマネーセミナー【アットセミナー】』は、お金の知識をゼロから学びたい女性にぴったりです。スイーツを楽しみながらリラックスした雰囲気で学べるうえ、iDeCoやNISAといった今さら聞けない基本もしっかり教えてくれます。参加してアンケートに答えるだけで、黒毛和牛やスターバックスのチケットといった豪華なギフトがもらえるのも嬉しいポイントです。

「夫婦で」というテーマですが、まずは妻が知識をインプットし、学んだ内容を夫と共有するのも賢い方法です。無理な勧誘もないので、安心して参加できるでしょう。

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夫婦の状況に合わせて「お金のプロ」を賢く活用しよう!

夫婦で協力して家計管理を行うことは、健全な家庭生活の基礎だといえます。しかし、夫がお金の管理をさせてくれない場合、まずは夫婦で金融知識を深め、共通の土台を作る必要があるでしょう。また最近では専門家のアドバイスを手軽に受けられるサービスが充実しています。ご家庭の状況に合わせて、賢く活用してみてください。

  • ステップ1:まずは気軽に「学ぶ」ことから始めたい方
    「いきなり個別相談はハードルが高い…」と感じるなら、無料のオンラインセミナー『マネイロ資産運用の無料オンラインセミナー『マネイロ』)』がおすすめです。お金の基本を体系的に学び、夫婦の知識レベルを合わせる第一歩として最適だといえます。
  • ステップ2:具体的に「相談」して家計を解決したい方
    ある程度の知識がある、あるいはすぐにでもプロに相談して具体的な解決策が欲しいという方は、個別無料相談のファインドイット(「未来への安心を、今ここで。無料FP相談でハーゲンダッツギフト券をゲット!」)』が良いでしょう。ご家庭だけのオーダーメイドの解決策を、専門家と一緒に見つけることが可能です。

夫婦で協力しあえる透明な家計管理への第一歩を、今日から踏み出してみましょう!

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この記事を書いた人

2児の母であり、ライター兼ファイナンシャルプランナー。子育て世代の家計管理と将来設計をサポートするため、「子育てマネーバイブル」を運営しています。豊富な経験と専門知識を活かし、忙しい親御さんにもわかりやすい金融・経済情報を発信しています。「お金の知識で、より豊かな子育てライフを」がモットーです。

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