Webライターという仕事が気になるものの、「未経験のママでもできるのかな?」や「Webライターになる手順がわからない」といった悩みを抱える人も多いでしょう。私も、未経験からWebライターになったママの一人です。
現在は本業として活動していますが、ライター経験や知識はゼロでした。振り返ると、「Webライターとして活躍する手順やコツ」を知っていれば、よりスムーズに開始できたのにと思います。
そこで当記事では、私の経験談をもとに、未経験ママがWebライターをはじめる手順やコツを解説します。Webライターを目指すママは、ぜひ参考にしてください。
Webライターとは?
Webライターとは、Web上にのせる記事を作成する人です。パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、手軽にはじめられます。(※スマホで開始できるものの、ある程度の金額を稼ぎたいと思うのであれば、パソコンは必須です。)
仕事内容は「企業のSEO記事作成」や「個人ブログの作成」など、クライアントや依頼内容もさまざまです。
ライティングのみを行なうケースもあれば、構成づくりやキーワード選定まで担当するケースもあります。経験を重ねてスキルが身につけば、取材ライター・編集者・ブロガーとしての道も切り開けるでしょう。
Webライター_2つの働き方
Webライターの働き方は、大きくわけて2つあります。
- 企業に雇用されながら働く
- フリーランスとして働く
それぞれの特徴は、以下の通りです。
企業に雇用されながら働く
1つ目は、正社員やアルバイトとして雇用されながら、雇用先が指定する記事を作成する働き方です。毎月の収入が約束されるため、安定して働けます。ただし企業に所属している分、苦手分野の仕事を頼まれても断りにくく、一定の時間において拘束されるデメリットもあります。ときには、雇用先での会議や社員行事への参加も必要になるでしょう。
働き方を制約されがちなため、子どもがいるママにとっては、次に紹介する「フリーランスとして働く」選択肢のほうがオススメです。
フリーランスとして働く
2つ目は、フリーランスとして働く方法であり、子どもがいるママにオススメの働き方です。企業に所属せず、基本的に案件単位で契約を結ぶ「業務委託」なので、自由にスケジュールを組めます。子どもの体調不良や、保育園や小学校の行事にも対応しやすいでしょう。
ただし、毎月の収入が一定になりにくく、仕事の獲得も自分でする必要があります。そのため、正しい手順でコツもおさえた活動が必須です。詳しい内容は、後述する「未経験ママがWebライターになる具体的な手順」や「未経験ママがWebライターを目指す際のコツ・注意点」も参考にしてください。
フリーランスWebライターの平均年収
Webライターを目指すうえで、平均年収は気になるところです。ここでは、実際にフリーランスWebライターとして活躍する人の「平均年収」を紹介します。
フリーランスと企業のマッチング支援を行なう「ITプロパートナーズ」によると、フリーランスWebライターの平均年収は300万円前後です。
また、フリーランスWebライター全体における「年収の割合」は、以下の通りです。
- 200万円未満…32.0%
- 200~400万円…26.9%
- 400~600万円…21.5%
- 600~800万円…8.2%
- 800~1,000万円…5.5%
- 未回答…1.8%
上記の割合を見ると、年収「200万円~600万円」の層が半数近くにのぼります。月収ベースだと、月15万円~50万円ほどです。つまり、フリーランスWebライターは、「生活できるレベルで、収入を得られる可能性が高い」仕事だといえるでしょう。
未経験ママに「フリーランスWebライター」を推奨する理由・メリット
未経験ママにとって、「フリーランスのWebライター」はオススメな選択肢の1つです。実際にWebライターとして活動する私が、未経験ママにWebライターをオススメする理由やメリットは、以下の通りです。
柔軟性があり育児・家事の合間にできる
ママが長く続けられる仕事を探す場合に、子育てや家事が両立できる点は外せないでしょう。フリーランスWebライターであれば、クライアントから受注した仕事を納期までに仕上げればよいため、働く時間が限定されません。
実際に私も、早朝・深夜・子どもの昼寝時間に記事作成をするなど、自分のペースで働いています。柔軟性があり、育児や家事をしながら対応できる点は、子育てママにとって嬉しいポイントです。
子どもの風邪・行事や習い事にも対応可
正社員やパートは組織に属するので、状況によっては、子どもの急な風邪・行事や習い事に対応できないケースも見受けられます。また未経験者かつ入社年数も浅ければ、「急な休み」や「度重なる休み」を申請しにくいでしょう。
フリーランスのWebライターであれば、働く時間を調整できるため、子どもの急な風邪・行事や習い事にも対応しやすくなります。
未経験でもチャンスが豊富にある
Webライターは資格や経歴を問われない分、未経験でもチャンスが豊富にある点が特徴です。初心者向けの仕事も複数において存在するため、新米ライターにもしっかりと受け入れ口が存在します。
ベテランと同じ土俵で勝負する場合にも、記事テーマの経験談が重視される仕事を選べば、初心者にも勝ち目があるでしょう。たとえば育児向けサイトを運営するメディアでは、子育て経験なしでWebライター経験が豊富な人より、育児経験がある新米ライターのほうが好まれたりします。
子育てに理解を示すクライアントが多い
柔軟に働けるなどの観点から、昨今では、フリーランスのママWebライターも増えています。ママのWebライターが増えている分、Web記事を発注するクライアントも、子育てに理解を示す人が多い印象です。
「今週は保育園の行事があるので、来週にまとめて仕事をしたい」などの希望にも、柔軟に対応してくれる傾向にあります。(納期などの約束は、守ることが前提です。)
Webライターをはじめるために必要な3つのもの
Webライターをはじめるためには、3つの要素が必要です。言い換えれば、以下の3つがあれば、すぐにWebライターとしてスタートできます。
文章を書くことが好きという気持ち
メールやLINEでの文章作成が得意な人や、手紙を書くことが好きな人には、Webライターの素質があるといえます。文章を書くことが好きという気持ちは、Webライターを続けていくうえで、大なり小なり必要です。
またひとくちに文章作成といっても、「ビジネス向けのお堅めな文章」「ブログのような親しみやすい文章」「SEO記事」など、方向性は多岐にわたります。そのため、自分の得意を活かせるライティングの仕事が、必ず存在するでしょう。
文章でのコミュニケーションスキル
Webライターは、クライアントと連絡を取り合う際に、電話や対面ではなく「メール」や「チャット」での対応が基本です。必然的に、クライアントとのコミュニケーション手段は文章になります。そのため、会話にあまり自信がなくても、文章でのコミュニケーションスキルがあればWebライターとして活動できます。
女性は日常的に友人とLINEやメールで連絡をとる機会も多く、自然と「文章でのコミュニケーションスキル」が身についている人も多いでしょう。
インターネット環境とパソコン
Webライターにとって、インターネット環境とパソコンは必須です。また冒頭でお伝えした通り、使用するデバイスは、スマホよりパソコンが適しています。パソコンのほうが画面も大きく、同時作業も行ないやすいなど、作業効率性にすぐれているからです。
自宅にインターネット回線がない場合には、ポケットWi-Fiの用意やコワーキングスペースの利用などが必要になります。とはいえ、自宅でインターネット回線を引くほうが、長期的な視点で見ると便利かつお得でしょう。
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未経験ママがWebライターになる具体的な手順
ここでは、実際に未経験ママがWebライターになるための「具体的な手順」を紹介します。詳細は以下の通りです。
STEP1:クラウドソーシングに登録する
Webライターが仕事をする方法は複数あるものの、未経験者のスタートにオススメな方法はクラウドソーシングです。クラウドソーシングとは、「仕事を依頼したい企業や個人」と「仕事をしたい人」を結ぶプラットフォームで、未経験からベテランまで幅広く仕事を扱っています。クラウドソーシングにアクセスすれば仕事が見つかるので、営業活動が不要です。またクラウドソーシングが間に入り、入金対応も行なってくれるので、原稿料が支払われない事態も防げます。
有名なクラウドソーシングは、ランサーズやクラウドワークスなどです。私はランサーズに登録し、現在も活用しています。
STEP2:クラウドソーシングのタスク案件に応募する
クラウドソーシングに登録したら、ライターの案件に応募してみましょう。オススメは、タスク案件からのスタートです。タスク案件とは、複数人に文章作成をお願いする仕事です。実績が問われないので、初心者でも参加しやすいでしょう。タスクでは、「子育てでのお困りごとを教えてください」などのテーマにそって、数百字くらいの文章を作成します。
しかし数百円ほどの低単価であるケースが多く、まとまった収入を得るのは難しいです。そのため、ライティングに慣れるための練習場や、実績を積み上げる手段と考えるとよいでしょう。
STEP3:クラウドソーシングのプロジェクト案件に応募する
クラウドソーシングでタスク案件をいくつか行なったら、次は「プロジェクト案件」に応募してみます。プロジェクト案件とは、公開されている仕事に応募し、発注者に選ばれると仕事を獲得できるシステムです。初心者でも応募可能な案件を選び、丁寧な提案文をおくることが、選ばれるためのコツです。プロジェクト案件で実績を積み上げると、単価の高い仕事も受注できるようになります。
また次に紹介する「直接営業」や「フリーランスエージェント」に応募する際にも、プロジェクト案件の実績を公開すると、選考に通過しやすくなります。(※実績としての公開可否は、発注元に確認しましょう)
STEP4:直接営業やフリーランスエージェントを活用する
クラウドソーシングのプロジェクト案件に「何度も合格できるレベル」になれば、ある程度の金額を稼げる人も多くなります。また継続的に仕事をもらえるようになれば、Webライターとしてスタートした時期と比べると、だいぶ楽になっているでしょう。
プロジェクト案件も難なくこなせるようになったら、気になる企業やサイトの運営元に対し、直接営業を行なうのもオススメです。フリーランスエージェントという、「転職エージェントのフリーランスバージョン」のような機関に登録してもよいでしょう。直接営業やフリーランスエージェントから獲得した仕事は、クラウドソーシングより条件のよい内容も多いです。
未経験ママがWebライターを目指す際のコツ・注意点
未経験からWebライターをはじめる際に、ママライターだからこそ意識したいポイントも存在します。未経験ママがWebライターを目指す際のコツや注意点は、以下の通りです。
スモールスタートからはじめる(副業など)
スモールスタートとは、小さな規模からはじめることを指します。Webライターでいえば、いきなり本業として開始するのではなく、副業などからスタートすることです。家事や育児の合間をぬって少しずつはじめられるため、精神的にも肉体的にも負担が少ない状態ですすめられるでしょう。
またスモールスタートからはじめれば、自分に合わないとわかった際に、すぐに別の方向に軌道修正できます。
得意ジャンルを見つける
ママライターは、子どもがいないライターより、仕事に費やせる時間が少ない傾向にあります。少ない時間で戦うには、限られた時間で「いかに効率よく仕事を行なうか」が重要です。そこでオススメなのが、得意ジャンルを見つけることです。たとえばメイクに詳しい人であれば、コスメや美容が得意ジャンルになるでしょう。
得意ジャンルは執筆の速度がはやい傾向にあり、少ない時間での効率的な作業につながります。知識や経験が重宝されれば、文字単価がアップする可能性もあります。
重要なのは「自分がどうありたいか」である
「Webライターは稼げる」といった話もあれば、「Webライターは厳しい」など、さまざまな声を耳にすることもあるでしょう。実際に私がWebライターをやってみて、限られた時間であっても、1年ほどで初任給ほどの金額を稼ぐのはリアルだと感じました。
周囲にも月収50万をこえるママライターは、多く存在します。重要なのは「自分がどうありたいか」です。一生に一度きりの人生なので、挑戦したいと思うのであれば、ぜひ一歩を踏み出すことをオススメします。
未経験ママがWebライターとして活躍したいなら
未経験ママがWebライターとして活躍したいなら、効率的な方法を選ぶことが大切です。記事内で紹介したように、最初の段階では、未経験者にも取り組みやすいクラウドソーシングから開始するとよいでしょう。
さらに最短ルートですすみたい人や、現段階でクラウドソーシングの案件獲得に苦労している人は、ライタースクールの活用もオススメです。第一線で活躍するプロによる指導があり、基礎的な部分から実践的な部分まで、幅広く知識・スキルを得られます。また在宅受講も可能なため、忙しいママでも活用しやすいことが特徴です。
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