マイホームがほしいけど買えない!背景別の対策方法やコツを解説

「マイホームがほしい」と思うものの、現実的に買えない人も見受けられます。しかし、マイホーム購入の夢をあきらめたくない人は多いでしょう。マイホームを買うには、購入に向けた対策が必要です。

当記事では、マイホームがほしいけど買えない人に向けて、対策方法やNG行動を解説します。「賃貸生活から脱却したい」「マイホーム購入に向けた適切な方法を知りたい」と思う場合には、ぜひ参考にしてください。

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目次

マイホームがほしいけど買えない人の主な理由

マイホームがほしいと思いつつ、買えない人にはさまざまな理由があります。マイホームがほしいけど買えない人の主な理由は、以下の通りです。

貯金がほぼない

貯金がほぼない(または貯金がゼロ)といった理由で、マイホームを買うどころではない人もいるでしょう。貯金がほぼなければ、日々の生活を過ごすだけで精一杯になり、大きな買い物をあきらめてしまいがちです。

マイホームを購入する際の頭金や、毎月支払う住宅ローンを想像し、現状から一歩を踏み出せない人も見受けられます。

借金で住宅ローン審査が通らない

現状において借金がある場合には、住宅ローンをはじめとした各種ローンは、通過しにくくなるでしょう。

借金があるとはいえ、携帯電話の分割費用程度であれば、審査に響かない可能性もあります。しかし、消費者金融やカードローンなどと借金をしていれば、住宅ローン審査に響く可能性は否定できません。実際に住宅ローン審査を受けても通過しなければ、マイホームに手を出すことは難しいでしょう。

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住みたい地域だと手が出ない

特定の地域でマイホームがほしいと考える人も、多く見受けられます。とくに、保育園・小学校などに通っており、子どもや親のコミュニティができている場合には、同じ生活圏内でマイホームを購入したいと考えるものです。

しかし、予算や物件の条件などの兼ね合いから、狙っている地域では希望に見合う家を購入できない場合があります。

マイホームを買えない状況がつづくとどうなる?

マイホームが買えない状況を抜け出し、もどかしさから解放されたいと願うものの、なかなか思い通りに進まないこともあるでしょう。マイホームを買えない状況がつづくと、以下のような状況が想定されます。

住宅ローンが組めなくなる(年齢・持病など)

時間の経過とともに、年齢も高くなります。住宅ローン契約者の年齢があがれば、ローンの年数が限定されるようになり、場合によっては病気にかかることもあるでしょう。

ローンは一般的に、年齢を重ねたり持病があると、契約が難しくなっていきます。さらに年月を重ねれば、ついに住宅ローンが組めなくなることも否定できません。

後悔が増していく

マイホームを買えない状況がつづき、「お金がないから」「タイミングが合わない」などと自分に言い聞かせても、むなしさが増すものです。

また前述で解説した通り、時間の経過とともに住宅ローンが組みにくくなる傾向にあります。本当に住宅ローンが組めない状況になれば、マイホームを購入できなかった後悔がさらに増すでしょう。

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マイホームがほしいけど買えない_背景別の対処方法

マイホームが買えないとはいえ、夢をあきらめたくない人は多く見受けられます。買えない状況から抜け出し、マイホームを手に入れたい場合には、状況改善に向けた対処が必要です。

ここでは、背景別の「対処方法」を紹介します。

貯金がほぼない場合

貯金がほぼない場合に、住宅購入という大きな買い物は危険です。持ち家やマンションを購入すれば、住宅ローンの返済が発生します。貯金がない状態に住宅ローンの返済が加われば、生活が苦しくなるでしょう。

そのため、貯金がほぼない人は、家計の見直しから始めることが大切です。見直しで改善点が見つかれば、貯金ができる状態になり、マイホーム購入の可能性も高まります。

また頭金0円の住宅ローンも存在するものの、こうしたローンは毎月の返済額が高くなりがちです。頭金なしの住宅ローンを検討する場合にも、今後の家計を考え、本当に支払えるかを判断する必要があります。適切な家計改善を実施したい方は、プロへの相談もオススメです。

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借金で住宅ローン審査が通らない

借金があるため、住宅ローン審査に通過しないケースも見受けられます。車のローンや教育ローンも、審査に影響をおよぼす可能性は否定できません。また、消費者金融や銀行のカードローンも、審査への悪影響が考えられます。

自身の借金で審査が通らない場合には、配偶者を契約者にする方法もあるでしょう。

とはいえ、一番確実で早いのは、繰上げ返済や一括返済で借金を減らすことです。借金返済などの家計見直しは、ファイナンシャルプランナーへの相談がオススメです。

また借金があっても、住宅ローンの種類を選べば、ローン審査に通過するケースも見受けられます。住宅ローンの選び方がわからない人は、住宅ローンの専門家からアドバイスを聞いてもよいでしょう。

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住みたい地域だと手が出ない

住みたい地域があるものの、価格面がネックになり、マイホームを購入できない人も見受けられます。

手っ取り早い方法は、地域を変えて探すことです。とはいえ、マイホームの購入候補地を、簡単に変更できない人も多いでしょう。

(例:実家の近くで子育てをしたい、小学校の学区を変えたくない)

住みたい地域を変えない場合には、ハウスメーカーを選べば、購入できる可能性があります。新築だけではなく、中古の物件も視野に入れてもよければ、さらに選択肢が広がるでしょう。

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マイホームを買いたい人がやるべき4つの共通ポイント

先述で、マイホーム購入に向けて、背景別の対処方法を紹介しました。ここでは、購入できる可能性を高めるポイントについて解説します。

マイホーム購入をあきらめたくない人は、以下4つのポイントを押さえることが大切です。

積極的に情報収集をする

人生の大きな買い物の1つであるマイホーム購入について、1つの情報で即決する行為は危険です。自身により適した情報や、さらなるよい物件が存在することも、往々にして見受けられるからです。

たとえば一戸建てを検討していても、新築マンションの方が条件に合うケースもあります。同じ場所であっても、ハウスメーカーを変えれば、価格が変化することもあるでしょう。住宅ローンで審査落ちする場合にも、視野を広げれば、通過できる金融機関や方法が見つかる可能性もあります。

マイホームを適切に購入できた人は、プロの意見も含め、複数の情報を集める傾向にあります。

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マイホーム購入の期限を決める

マイホームの購入に限らず、達成したい目標を実現する人の多くは、あらかじめ達成期限を決めています。達成期限を決めると、目標から現時点まで逆算し、いつどういった行動をすればよいかと明確なプロセスをたてやすくなります。

一方で期限を設けないと「まだ先でよいか」と後伸ばしにする傾向にあり、いつまでたっても購入できない結果になりがちです。

子どもが小学生になるまでに購入したい」や「自分が〇〇歳になるまでに達成したい」など、具体的かつ現実的な達成期限を決めましょう。

優先順位をつける

「駅の近くで2階だて、子どものフォローも考え実家から徒歩圏内、土地は角地で広い庭がほしい。価格は〇〇万円以下」など、マイホームへの希望は存在するものです。しかし、すべての希望条件を叶える家は、皆無だといってよいでしょう。

マイホーム購入に成功した人は、希望条件に優先順位をつけ、外せない内容だけを踏まえています。

とにかく家を購入したいとはいえ、妥協しすぎるのもNGです。後悔の念にさいなまれたり、マイホーム購入直後にもかかわらず、引っ越したい気持ちが生じることもあるでしょう。優先順位をつけ、「ベスト3位までは外せない」などと決めれば、妥協しすぎも防げます。

家計の見直し

マイホームを買えない人の背景はさまざまであるものの、「お金があったら買える」ケースが大半です。つまり、今の家計状況が改善されれば、マイホームを購入できる可能性は高まります。

家計の見直しでは、ムダを減らすといった支出の改善はもちろんのこと、仕事の変更や投資といった収入アップも試みる必要があります。とはいえ、減らした内容が家庭にとっての必要経費であったり、始めた仕事が自身に合わない可能性もあるでしょう。

適切かつスムーズに家計を見直すためには、ファイナンシャルプランナーなどのプロに任せると安心です。

マイホーム買いたい人は現状の課題をクリアしよう

マイホームがほしいけど買えないといって、夢をあきらめる必要はありません。現状の課題を着実にクリアすれば、購入できる可能性は大いにあるからです。

また各家庭によって、抱える課題は多岐にわたります。自分達に適した対策方法を選ぶことで、マイホーム購入への最短ルートを選べるでしょう。

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この記事を書いた人

2児の母であり、ライター兼ファイナンシャルプランナー。子育て世代の家計管理と将来設計をサポートするため、「子育てマネーバイブル」を運営しています。豊富な経験と専門知識を活かし、忙しい親御さんにもわかりやすい金融・経済情報を発信しています。「お金の知識で、より豊かな子育てライフを」がモットーです。

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