妊娠後期の辛いつわりで仕事はどうする?しんどいときの対処法を紹介

こんにちは、2児の子育てで奮闘しているママライターです。実は私も、後期つわりで「仕事との両立」に悩んだ経験があります。今回は、同じように辛い思いをするママたちに、少しでも役立つ情報をお届けできればと思います。

妊娠後期になると、初期のつわりとは異なる「後期つわり」に悩まされる人も多いでしょう。
ただでさえしんどいのに、仕事をしていればなおさら辛さが増します。

そこで当記事では、後期つわりで働くポイントや、辛いときの対処法を紹介します。

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目次

後期つわりの主な症状とは?

後期つわりは、妊娠後期に現れる「つわりのような症状」を指す通称です。個人差が大きく、症状の種類や程度は人それぞれです。

ここでは、私が実際に経験した後期つわりの症状をお伝えします。個人的な体験であるため、すべての妊婦さんに当てはまるわけではありませんが、参考になれば幸いです。

胃もたれ・胃の圧迫感がある 

妊娠後期になると、赤ちゃんの成長に伴い、常に胃が圧迫される感覚に悩みました。ときには強烈な吐き気に襲われ、仕事中でもビニール袋が手放せない状況に。

少量の食事でも、赤ちゃんが胃をける感覚がありました。単に痛いだけでなく、吐き気を増強させる要因にもなり、食事のたびに胃の不快感と闘う日々が続きました。

こうした症状は辛いですが、赤ちゃんの成長を実感できる瞬間でもあります。

便秘による腹痛

妊娠中の便秘は多くのママが経験する悩みであるものの、後期つわりと重なると、いっそう辛くなります。もともと便秘がちだった私は、食事が困難になってからさらに症状が悪化し、病院で処方された便秘薬も効果を感じられないほどでした。

お腹が張る不快感に加え、後期つわりの吐き気も重なり、二重の苦しみを味わいました。この時期はとくに、食事内容や水分摂取に気を配ることも大切です。

常に吐き気がある 

妊娠後期の吐き気は、初期のつわりよりも強く感じることがあります。空腹時も満腹時も関係なく、常に船酔いのような感覚が続くこともあるでしょう。

体調不良の日はとくに吐き気が激しくなり、仕事中でも座っているのがやっとという状態に陥ることも。症状は個人差が大きいものの、辛い場合は無理せず休養を取ることが大切です。

後期つわりで辛いとき_仕事を続けるポイント 

妊娠後期まで仕事を続けるには、体調管理が鍵となります。実際に私が辛い症状をやわらげるため、試した方法は以下の通りです。

デスクワークメインに切り替えてもらう 

後期つわりの症状が強い場合、立ち仕事や移動の多い業務は体力的に負担が大きくなります。後期つわりできつい時期は、可能な限り、デスクワークメインの業務に切り替えてもらうことをおすすめします。

上司と相談し、データ入力や資料作成など、座ったまま行える仕事にシフトすることで、体への負担を軽減できるでしょう。自分のペースで休憩も取りやすく、突然の吐き気にも対応しやすくなります。

在宅勤務が可能であれば、自宅での仕事も検討してみましょう。快適な環境で仕事ができ、通勤による疲労も避けられます。柔軟な働き方を取り入れることで、後期つわりを乗り越えやすくなります。

上司や同僚に状況を説明し、理解を得る

後期つわりの症状は個人差が大きく、外見からは分かりにくいため、上司や同僚に自分の状況を適切に説明することが重要です。具体的な症状はもちろんのこと、症状による業務への影響を丁寧に伝えましょう。

同時に「自分なりの対策や工夫」も提案し、できる範囲で仕事に取り組む姿勢を示すことで、周囲の理解と協力を得やすくなります。必要に応じて業務の調整や休憩時間の確保をお願いするなど、遠慮せずにコミュニケーションを取ることが大切です。

こまめに休憩を取得した 

後期つわりによる体調不良が続くなか、仕事を継続するには適切な休息が不可欠です。上司の理解を得て、1時間に1回程度のこまめな休憩の取得がおすすめです。

休憩時は周囲への配慮も忘れず、デスクで休むのではなく、人目につきにくいベランダの端など適切な場所を選ぶなどの配慮とともに、短時間で済ませましょう。他のチームやクライアントへの印象にも配慮しつつ、自身の体調管理ができます。

定期的な休憩によって気分転換を図り、体力を温存することで、仕事の効率を維持しながら後期つわりを乗り越えられるでしょう。

少量の食事を頻繁にとる

人によっては、空腹と満腹の両極端が気分の悪化を招くこともあるでしょう。ジレンマを解消するために、少量の食事を頻繁に取る方法が効果的です。

業務中でも手軽に食べられるよう、一口サイズのおにぎりやサンドイッチを用意すると便利です。通常の一食分を5~6回に分けて、こまめに摂取することで、空腹による不快感を防ぎつつ、お腹がいっぱいになりすぎる事態も避けられます。

血糖値の急激な変動も抑えられ、体調の安定にもつながります。食事の内容や回数は個人の状態に合わせて調整し、快適に仕事ができる環境を整えましょう。

楽になるアイテムを常備した 

後期つわりの症状は人それぞれ異なるものの、効果的な対策グッズを見つけて常備することで、仕事中の不快感を軽減しやすくなります。

たとえば、レモンの輪切りやグレープフルーツなどの柑橘系フルーツは、さわやかな香りと酸味で気分をリフレッシュさせます。つわりバンドは、ツボを刺激して吐き気をやわらげる効果があるでしょう。無糖の炭酸水は、胃の不快感を軽減し、ハーブティーはリラックス効果が期待できます。

アイテムを職場に常備し、症状に応じて使い分けることで、つわりによる辛さをやわらげながら仕事を続けられます。効果が見られない場合は、医師に相談し、適切な薬の処方を受けることも検討しましょう。

無理は禁物!休むことも大切

後期つわりがひどい場合、無理をせずに早めの休暇を検討しましょう。産前休暇の対象期間であれば、前倒しで取得するのも一案です。

出産予定日の6週間前から取得可能なものの、それより前でも医師の診断書があれば「休暇取得」と「傷病手当金の支給」が認められることもあります。

辛い状況でも「迷惑をかけたくない」と我慢する人も多いですが、自分と赤ちゃんの健康を最優先に考えることが大切です。無理をしてストレスをためると、胎児にも悪影響を及ぼす可能性があります。

また、後期つわり中の職場の対応は、出産後も働きやすい環境かを判断する良い機会になります。理解のある職場なら安心して働き続けられるでしょう。理解が得られない場合は、別の選択肢を検討するのも一つの方法です。

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それでも、つわりで【仕事が辛い状況】が続く場合には 

つわりで仕事も辛い状況が続く場合、無理をせずに自分と赤ちゃんの健康を最優先に考えることが大切です。職場への配慮は必要なものの、無理をすると出産や子育てへの不安につながる可能性があります。

休職が必要な場合には、医師の診断書を取得し、傷病手当金の申請を検討しましょう。

どうしても働き続けたい場合は、自宅でできる簡単な副業を探すのも一案です。年間20万円以下の収入であれば確定申告も不要です。つわりの辛さは人それぞれですが、自分の体調に合わせた対応を心がけ、周囲のサポートも積極的に受け入れましょう。

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この記事を書いた人

2児の母であり、ライター兼ファイナンシャルプランナー。子育て世代の家計管理と将来設計をサポートするため、「子育てマネーバイブル」を運営しています。豊富な経験と専門知識を活かし、忙しい親御さんにもわかりやすい金融・経済情報を発信しています。「お金の知識で、より豊かな子育てライフを」がモットーです。

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